ロシア/ウクライナ－紛争拡大

昨夜（2022年2月23日）、ロシアが2つの離脱地域（ドネツクとルガンスク地域）を独立と承認後、ウクライナ議会は国家非常事態宣言案に賛成票を投じました。本日早朝、ロシアはドネツク地域とウクライナ国境に沿って新たな軍事作戦を開始しました。国内全土に30日間の戒厳令が発令されました。  

自然とこういった不確実性はこの地域の港湾業務に影響を及ぼします。 この件について、当クラブは複数かつ、時には矛盾点を含む報告を受けています。

Berdyansk港湾はすべての貨物業務を停止し、すべての船員は船舶にとどまる事態となっていると、現地特派員から連絡を受けています。Mariupol港湾もまた同じであり、港長はすべての 船舶に出港準備を整えるよう に命じました。 

Pivdenny、Nikolaev、Dneprobugskyの港湾閉鎖に関する公式情報はまだありませんが これら港湾もまだ閉鎖されていない場合は、間もなく閉鎖される可能性があります。 

Kerch海峡から黒海へ下る航路については、現時点では、天候次第では海峡北部（アゾフ海）で既に通過待ちである船舶が航行できると判断しています。

ただし、現地状況の緊張は非常に高まっており、状況はいつ変化してもおかしくないのが現状です。 

カテゴリ: Maritime Security, Supply/Support, Ukraine / Russia