ニュース:カナダのバラスト水規則

News & Insights 21 July 2021

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先頃、カナダ運輸省が新しいバラスト水規則(SOR/2021-120)を発行し、規則は現在施行されています。

ニュース:カナダのバラスト水規則

先頃、カナダ運輸省が新しいバラスト水規則(SOR/2021-120)を発行し、規則は現在施行されています。

規則は、すべての場所に存在するカナダの船舶と、カナダの管轄下にある水域にある外国船舶に適用されます。この新しい規制は、2004年に締結された、船舶のバラスト水および沈殿物の規制と管理に関する国際条約(バラスト水管理条約)にカナダが準拠するためのものです。

規則では、船舶の長さ、バラスト水容積、建造日と運航水域に基づき要件が課されます。従来のバラスト水管理規則は廃止されましたが、新規則では報告に関する要件などの基礎要件のいくつかは維持されています。

国際的に運航する船舶には以下が求められます:

  • 認可された船舶固有のバラスト水管理計画を積載し、実施すること
  • 調査を受けたバラスト水管理証明書を携行していること
  • 水生種の侵入リスクを低減するために、繁殖能力のある生物の数を制限する性能基準を満たすこと(船舶には性能基準を満たすためにバラスト水管理システム(BWMS)を使用することが望まれる)
  • バラスト水の操作を記録し、バラスト水記録簿の積載を維持すること
  • コンプライアンスを確保するために、港や海上ターミナルで検査を受けること

これらの船舶には、関連性を持ちつつも条約体制には含まれていない、次のような旧規定のいくつかも適用されます:

  • 残留するバラスト水や沈殿物によるリスクを低減するために、空になったバラスト水タンクを外洋水で洗浄すること
  • カナダの淡水域(カナダ管轄下にある水域、五大湖、および公海外から)に移動する際は、性能基準を満たすことに加えて、バラスト水タンクの交換と洗浄を行うこと
  • 交換作業や洗浄作業は、可能な限り水深2000メートル以上の海域で行うこと
  • カナダで放出されたバラスト水の起源と管理について報告すること

内航船や五大湖を運航する船舶も、同じくこれらの要件へ適合が必要となる予定です。ただし、バラスト水(カナダ以外の港の間の航海において船舶の安全性を確保する目的で必要なバラスト水を除く)の積載または積下ろしをせずに五大湖流域のカナダ水域を通過する米国船舶は、規制の対象外となります。

コンプライアンスのためのタイムラインが示されています。これらは、船舶の建造時期により異なります。

詳細については、 カナダ政府ウエブサイトでカナダ運輸省のShip Safety Bulletin 09/2021をご覧ください。ご質問や心配点がございましたら、通常のクラブ連絡先までお問い合わせください。

カテゴリー: Pollution

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