コロナ危機ー油断大敵の現状

News & Insights 26 August 2021

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コロナウイルスワクチン接種率が上昇している国が増えてきている状況を受けて、パンデミック縮小対策に対する安堵感が世界中に広がってきています。

Man on oil tanker

コロナウイルスワクチン接種率が上昇している国が増えてきている状況を受けて、パンデミック縮小対策に対する安堵感が世界中に広がってきています。多くの国で新しい普通の生活に少しずつ戻りつつある吉兆が見られる一方で、改めてこのパンデミックは完全収束にはまだほど遠いという事実が強調されるところです。

世界保健機関 (World Health Organization: WHO)から出された最新のデータでは、ここ数週間は毎週の感染者数が上昇しているのが見て取れます。世界では毎週300万人が新たに感染しており、各国が感染拡大防止に奮闘する中で感染の中心地は次々とその場所を変えています。新種のより猛威である変異株ウイルスは感染拡大が速く病状もより深刻なものとなっています。ワクチンは新種に対応するべく改良が加えられており、パンデミックからエンデミック(地域流行)にカテゴリーが変化するかどうかに、今後注目が集まります。

スタンダードクラブでも、船員がコロナウイルスに感染するケースが増加しているのを確認しています。この傾向は全部署に共通しており、感染数ならびにクラブ内での感染総数に対する割合を考えても、以前は比較的感染報告が少なかった部署や地理的地域での増加が目立っています。船員は引き続き今回の世界的パンデミックの最前線に立つことになり、移動を伴う業務性質上より厳しい事前防止対策の順守が求められるだけでなく、刻一刻と状況が変化する危険度の高い船上勤務の中で家族から離れて暮らすことに対する不安やストレスへの対処も必要となってきます。ワクチン接種を受けた船員の割合はまだ少なく、大多数はまだ順番を待っている状況です。

メンバーの皆様には、一部地域ではワクチン接種率上昇を受けて制限緩和がされているものの、グローバルな業界である海運業は引き続き高い感染危機にあることを改めてご理解のほどよろしくお願いします。加えて、現在承認されて広く利用されているワクチンはどれもウイルスに対して100%効果を発揮することはありませんので、今後も適切な事前感染防止対策の徹底が求められます。スタンダードクラブのコロナウイルスに関するよくある質問は こちらからご覧いただけます

メンバーの皆様は、陸上・海上それぞれのチームに対して注意喚起、忍耐我慢、モチベーション維持の徹底をよろしくお願いします。特に港内においては、メンバーならびに船員の皆様は適切な行動を取り、コロナウイルス感染対策として望ましい事前感染対策を常時実践する必要があります。メンバーの 皆様には、「International Chamber of Shipping’s Guidance for Ensuring a Safe Shipboard Interface Between Ship and Shore-Based Personnel 」のガイドラインを遵守されますようお勧めします。

メンバーならびに船員の皆様は、訪問者と接する際や乗組員交代の時はいつでも適切な事前感染対策を実践するよう徹底して下さい。ソーシャルディスタンス、マスクの着用、頻繁な手洗い、衛生維持、共通エリアの殺菌消毒などは、船員がワクチンを接種したかどうかに関わらず常に実践すべき事前感染防止対策です。スタンダードクラブはこの点における ガイダンス を作成しました。こういった事前感染防止対策は乗組員の安全や健康を守り、船舶の業務遂行を助けます。

船上でコロナウイルス感染が疑われた際には、メンバーは速やかに通常のクラブ連絡先に周知をし、患者のケアに対するクラブの アドバイス を確認し、クラブからの推奨事項に従ってください。

メンバーの皆様には、詳しいガイダンスや船員の身体的・精神的健康保護のサポートに関連事項が記載されている、スタンダードクラブサイト上の コロナウイルス 専用ページや 「船員の心身の健康」 セクションを参照するよう改めてお知らせします。

カテゴリー: COVID-19

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